DALF C1を受けよう! その2、CO
今回は、DALF C1のCompréhension Orale (CO)の対策について特集します。
お品書き
COの概要
全体で約40分
個人で面接形式のPOに対して、COは集団試験で一番はじめに行われます。
大問1
10分ほどの長めの音声1つ、2回放送
内容:インタビュー、授業、会議など
大問2
2分ほどの短めの音声複数、放送1回のみ
内容:ラジオのCM、アンケート結果など
解き方
大問1
はじめに問題に目を通す
1回目の放送:できるだけメモする
回答時間(3分)
2回目の放送:できなかった問題を補完できるよう重点的に聞く
回答時間(5分)
*メモは採点されません。(でも最後に回収はされます)
大問2
問題に目を通す(20、30秒くらい)
放送:メモを取るよりは、その場で答える
回答時間(30秒から1分ほど)
問題のタイプ
・正誤問題:Vrai / Faux
問題の改変後、"On ne sait pas"の選択肢はなくなりました。
その代わり、どこでその情報が得られるか、"justification"が求められます。
これは自分の言葉ではなく、音声から聞き取って1文書き留める必要があります(難しい)。
ここで文を書きすぎると、この受験者はよく聞けているけど正確に理解はしていないな、と採点者に判断されてしまいます。
・選択問題:QCM
何択かは問題によりますが、一番3択が多め
・文章の穴埋め、文章の書き換え
穴埋めの場合、合計1点で4つ穴があったら、1つ正解するごとに0.25点と部分点がもらえます。
留意点
- キーワードをメモする
- 問題文、選択肢の副詞、否定形に引っかからないように
- 大問1の2回目の放送では、1回目でわからなかった問題に集中する
それでは、実際に解いてみましょう!
こちらのCIEP公式サイトから、模擬試験問題と音声をダウンロードできます。
*問題用紙は、わかりづらいですが、表の右側の"DALF C1"の文字をクリックすると開きます。
例題を聞いてみると、大問1はラジオ番組のインタビューでした。
テーマは環境系、ざっくり言うと、海岸の景観保護・観光と地域経済について。
POと同じように、テーマとしては人文系、経済系が多いようです。
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どうぞよしなに。